冒険倶楽部の活動とは

冒険倶楽部の月例会は全員の時間調整を事務総長が執り行い開催日並びに場所を設定している。

最大10名の零細チームだが、全員が仕事を持っているとなると調整は難しい。毎月難航を極めているようだ。

部長の私が定例会用に機関誌を作るようになって一年くらいになるだろうか。当初機関誌に名前はなく「冒険倶楽部」としていたが、先月思い立って「不撓不屈」に変えた。すると早速事務総長より「なんだか哲学っぽくない?」と疑問を投げかけられてしまった。

機関誌の内容は冒険なら何でもあり。

しかし何号か作っているうちに部員にも参加してもらおうと思いつきここ何か月かはテーマを設けて投稿を募集している。

今月のテーマは「サバイバル」だ。

人間、極限状態になると本性がむき出しになるものだし、究極の選択を迫られる場面も多々ある。そんな時冒険倶楽部のメンバーには「騎士道精神」を持っていてほしい。

日本冒険小説協会会長の故・内藤陳氏は、紹介するハードボイルド小説の主人公たちに「騎士道精神」を感じて感涙にむせび平伏していたのを思い出す。

部長も可憐な女性のために、湿地に赴く傷を負った戦士などは大好物だ。極限状態なら何をかいわんやである。

今日もそんな奴らを探している…