最初の苦悩

冒険倶楽部のブログを書く上で最初に訪れた壁は、何から書くかである。

口上でも述べたが、私の冒険倶楽部の起源は「日本冒険小説協会」の会長 故・内藤陳氏である。

私が22歳の頃に始まった冒険小説運動ともいうべき「読まずに死ねるか」のプレイボーイ誌連載開始。

時同じくして私は東京を離れ、九州熊本へと移住して行き、依頼28年の時を超えて再び東京に舞い戻る。。。

その師匠だった内藤陳にようやくあえた話、そして内藤陳が亡くなった話。

そしてずっと心の支えだった読書。。。

北方謙三大沢在昌船戸与一など枚挙にいとまがない。

現在では、青山文平やあさのあつこも見逃せない作家たちで、取り上げたいタイトルもたくさんある。

次に

遡ること45年前から変わらず大好きな映画。。。

故・淀川長治氏や水野晴郎氏に導かれて興味の尽きない。

高校の時はフイルム運びのバイトまで経験させてもらった思い出もある。

昨今の日本映画の隆盛や海外映画の沈滞など語りたいことも山盛りにある。

これはさらに昔

54年前にテレビ放送で初めて見たアニメ鉄腕アトム赤胴鈴之助鉄人28号から始まり、小学校の時は寸暇を惜しんで観ていた。

中学以降40歳まで、それほどはまりもせずにいたアニメに、16年前、職場に師匠が降臨し再びドはまりすることとなろうとは予想だにしなかった。

今ではオンデマンドで多作品を追跡する始末。。。

他にも

ゲームに一番は待っていたのは25歳くらいであろうか。マリオ系ゲームに始まり、ドラクエシェンムーバイオハザードオーバーブラッドなどをやりこんでいた時期があったが、やはり16年前に会社入社日に発売になった「龍が如く」シリーズ第一作から、再び火がついて、モンスターハンター逆転裁判メタルギアソリッドなど、毎年何らかのゲームを買い込んではコツコツプレイしているし。。。

エトセトラ、エトセトラ・・・

さて何から話そうか?

冒険倶楽部の活動とは

冒険倶楽部の月例会は全員の時間調整を事務総長が執り行い開催日並びに場所を設定している。

最大10名の零細チームだが、全員が仕事を持っているとなると調整は難しい。毎月難航を極めているようだ。

部長の私が定例会用に機関誌を作るようになって一年くらいになるだろうか。当初機関誌に名前はなく「冒険倶楽部」としていたが、先月思い立って「不撓不屈」に変えた。すると早速事務総長より「なんだか哲学っぽくない?」と疑問を投げかけられてしまった。

機関誌の内容は冒険なら何でもあり。

しかし何号か作っているうちに部員にも参加してもらおうと思いつきここ何か月かはテーマを設けて投稿を募集している。

今月のテーマは「サバイバル」だ。

人間、極限状態になると本性がむき出しになるものだし、究極の選択を迫られる場面も多々ある。そんな時冒険倶楽部のメンバーには「騎士道精神」を持っていてほしい。

日本冒険小説協会会長の故・内藤陳氏は、紹介するハードボイルド小説の主人公たちに「騎士道精神」を感じて感涙にむせび平伏していたのを思い出す。

部長も可憐な女性のために、湿地に赴く傷を負った戦士などは大好物だ。極限状態なら何をかいわんやである。

今日もそんな奴らを探している…

今日から始める決意宣言!

このブログを2019年6月に開設して放置していた!

忙しかったなどと言い訳はしない。

時間は、作るものだからだ。

まずは自分に課したい。

「毎週記事をあげる」

もちろん内容は冒険クラブにふさわしいこと。

と言っても私の物差しで「ふさわしい」ことがらだがね.

たまには創作を載せるかもしれないし、回顧録を載せるかもしれないし、読書感想かもしれない。

ただ継続は力との言葉を信じて続けてみようと思う。

山親爺の口上「冒険とは」

 「冒険」とはなどと、大上段に振り上げたタイトルが面映ゆいが・・・
「非日常の環境において、主人公が危険に満ちた体験をしながら困難な状況を克服する稀有な物語を指す」という解釈がしっくりくる。
 わが冒険倶楽部では、設立当初の2012年にわずか4名で細々と始めた私的サークルである。小説、漫画、映画、アニメを始め、テレビドラマ、ゲーム、演劇、演芸、歴史など様々なエンターテイメントに部員たちがドキドキした「冒険」という特異な状況を探求し、その成果を毎月一度の定例会で集い「あそこが良かった」「これが良かった」と自分勝手にガナリあっている集団なのだ。
冒険には危機的状況やリスキーな環境がつきもので、この意味ではメディアジャンルに境界はないと思っている。どんな時代になっても未知への挑戦、探検もすべて冒険と呼べるのだ。
これをワクワクドキドキしながら追体験し、倶楽部内で共有することは部員の使命であり、喜びだ。定例会での発言は、荒唐無稽と一笑に付されることもあれば、また驚嘆されることもあり、何より面白い。
こうした冒険に敢えて挑戦する人のことを「冒険倶楽部員」と呼ぶのです。
そんな部員には果てしなく大きな冒険の舞台が待っている。
未知の海域探検、険しい山々、未開のジャングル、オーパーツ、人知れず残存する文明や文化、革命、対犯罪、対国家、対組織、新らたな発明など。

「冒険」は英語だとadventure。投機という意味が強く、「山師(やし)」の意を含んでいるところが面白いけど、ラテン語ではad+venio(あることに向かって行く、あることに挑む)だそうだ。こっちの方がワクワクするよね?。

それでは、部員諸君!冒険を楽しみたまえ!