十二国記再始動に思うこと

小野不由美作の大長編である「十二国記」は、私のライトノベル世界への入り口だった。

元々ファンタジーものやSFは大好物だった。タイムマーンや海底ニ万海哩、ドクターモローの島、猿の惑星火星年代記とか、単に科学だけじゃなくて不思議な世界での物語がとても魅力的だった。

そんな私が故郷の本屋で何気なく平積みのタイトルを見ていた時に、カラフルな表紙に惹かれて、つい手に取ったのが始まりだった。。。月の影 影の海という。。。

女子高校生 中嶋陽子は、生まれつき赤い燃えるような髪をしていること以外は普通の控え目な生徒だったが、ある日見慣れない装束に身を包んだ長身の男が現れて、陽子の前に傅く(かしずく)。「お探し申し上げた。あなただ、な違いない。。。」何がなんだか判らない陽子は、怪鳥に襲われる、

その陽子を護りながら、「この世」から異世界へと逃れていく。しかし逃れていった世界っでは、中国のような雰囲気の建物や衣装を纏った人々が、訳の分からないことを言いながら怒り、洋子を捉えて追い立てる。。。陽子に傅いた男はいない。。。

第一章で始まる物語は十二の国の経った一つでしかない「慶国」(けいこく)の話だ。ほかに十一もの国があるのだ。。。

そのうちの半分も話は終わっていないと言うのに、長いお休みに入っていたのだ。。。

この物語の世界観と設定は物凄く緻密でいて、不思議だ。。。

だからこそ魅入られるのだ。。。

さてさてこの十二国記の 新作が今年、発表されました。。。白銀の墟 玄の月と言う。。。

楽しみでならないのだ。。。